「アイスとご飯では同じカロリーだったらどっちが太るんだろう?」なんてことを考えてないでしょうか?
果たして、アイスとご飯ではどっちが太るのでしょうか?
アイスとご飯ではどっちが太るのか?
アイスとご飯で同じカロリーだった場合はどっちが太るのかという疑問についてはアイスの方が太ります。
まずアイスにもご飯にも糖質が含まれていて、アイスの糖質は砂糖に含まれてる糖分が主になっているのに対し、ご飯の糖質は炭水化物(糖質+食物繊維)が主となっています。
そして糖質と言っても種類が存在していてアイスに用いられてる砂糖に含まれる糖質は糖が2つくっついている二糖類と呼ばれるもので、ご飯に含まれてる糖質は糖がたくさんくっついている多糖類となっています。
糖が体に吸収されるときは最小単位の単糖まで分解されるので糖がたくさんついている方が体に吸収されるのが遅いという特徴が存在します。
なので、アイスに用いられる砂糖に含まれてる糖質は二糖類だから体内に吸収されるのが早く食後の血糖値を急上昇させるのに対して、ご飯に含まれる多糖類は二糖類と比べて体への吸収が遅いので食後の血糖値の上昇が緩やかで腹持ちがいいのが特徴です。
また、ご飯には炭水化物の他にもたんぱく質、ビタミン、ミネラルを含んでいますので、糖質の代謝を助けてくれる働きがあるのです。
だからアイスとご飯ではどっちが太るのかと言われたらアイスの方が太りやすいと言えるでしょう。
アイスとご飯とではどっちが太るかはカロリーでは?
そしてアイスとご飯とでは同じ量だった場合カロリーはどっちが高いのかという疑問もありますが、「カロリーSlism」というサイトでアイスとご飯のカロリーを調べたところだと、このような感じになっています。
アイスクリームのカロリー
180kcal:100g
315kcal:175g (カップ1個(200ml))
アイスミルクのカロリー
167kca:100g
292kcal:175g (カップ1個(200ml))
ラクトアイスのカロリー
224kcal:100g
179kcal:80g (カップ1個)
168kcal 100g
269kcal 160g (1膳)
アイスのカロリーと言っても商品によって同じ量でも異なるところはあるでしょうが、大まかな目安としてはこんな感じになっています。
そして上記の同じ量でのカロリーを見比べてみるとアイスクリームやラクトアイスはご飯と比べてカロリーが高くなってますし、アイスミルクもご飯とほとんど変わらないカロリーになってると言えます。
そしてアイスとご飯とでは同じ量だと含まれてる栄養はこのような感じになっています。
アイスクリームの栄養(100g)
糖質:23.2g
食物繊維:0g
たんぱく質:3.9g
アイスミルクの栄養(100g)
糖質:23.9g
食物繊維:0g
たんぱく質:3.4g
ラクトアイスの栄養(100g)
糖質:22.2g
食物繊維:0g
タンパク質:3.1g
糖質:36.8g
食物繊維:0.3g
タンパク質:2.5g
同じ量だとご飯の方が糖質が高くなっていますが、上記の通りご飯に含まれてる糖質はアイスに含まれてるという質と比べたら体に吸収されるのが遅いのが特徴になっています。
アイスとご飯とではどっちも太る原因になる?
しかし、アイスを食べるにしてもご飯を食べるにしても1日に摂取するカロリーが1日に消費するカロリーを上回れば脂肪が体内に蓄積されて太ることには変わりません。
それにアイスにしてもご飯にしてもそればかりを食べていたら栄養が偏ってしまいますし、栄養が偏れば栄養不足で体の基礎代謝が低下してしまい太りやすい体質になります。
なのでダイエットを行う際には栄養バランスというのは大事になりますし、基本的にアイスを食べる際はアイスしか食べないのに対してご飯はおかずなども一緒に食べますので、ご飯として食べる場合はご飯の方が他のものと一緒に食べることができる分アイスより太りにくいと言えるでしょう。
(ただし食べ過ぎないように食べる量はちゃんと考えておきましょう)
アイスとご飯ではどっちが太るまとめ
アイスとご飯ではどっちの方が太るのかにつきましては含まれてる糖質とか同じ量のカロリーなどの面でアイスの方が太ると言えるでしょう。
ただアイスにしてもご飯にしてもそれだけを食べてると栄養が偏ってしまうことになりますので、栄養が偏らないようにバランスよく食べていくのがダイエットの基本だと言えます。