アイスは冬のほうが売れるという話を聞いて「それって本当なの?」、「夏の方がアイスが売れるんじゃないの」なんて思われていないでしょうか?
果たして、アイスは冬のほうが売れるという話は本当なのでしょうか?
アイスは冬のが売れるというのは本当なのか?
アイスは冬のほうが売れるという話は本当なのかと言えば、実際にはアイスクリーム系のアイスが冬には売れるというのが正しいです。
アイス類の食品はアイスに含まれてる乳固形分と乳脂肪分の割合によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3種類に分けられているだけでなく、乳固形分と乳脂肪分がほとんど含まれていないと氷菓に分類されます。
そしてアイス全体で見れば冬よりも夏の方がアイスは売れますが、夏に売れるアイスはガリガリ君などのラクトアイス、氷菓と言われる種類のもので、いわゆるシャーベットとかかき氷みたいなタイプのアイスがよく売れるようになります。
それに対して冬に売れるアイスはMOWとかハーゲンダッツみたいな牛乳の成分が多く含まれるアイスクリームやアイスミルクと呼ばれる種類となっています。
なので正確には牛乳の成分が多く含まれるアイスクリームやアイスミルクといった種類のアイスが冬には売れるというのが正しいです。
ちなみにアイスの分類についてはこちらの記事でも紹介しております
スーパーカップに表記されているラクトアイスとは一体何なのでしょうか?
アイスが冬に売れるのはなぜなのか?
牛乳の成分が多く含まれるアイスが冬には売れるのですが、なんで冬にアイスクリームやアイスミルク類のアイスが売れるようになるのかについては下記のような理由があるからです。
冬場は基礎代謝が上がるから
実は冬は夏と比べて基礎代謝が上がりやすいという特徴がありまして、その理由は人間は恒温動物なので気温の変化に応じて体内のエネルギー消費量である基礎代謝を調整して常に気温を一定に保とうとします。
そして、体温を下げるよりも上げるときに多くのエネルギーを消費されますので、体温が下がりやすい冬に体温を上げようとしてより多くのエネルギーが消費されるようになります。
そしてエネルギーが消費されると補給するためにエネルギーとなる糖分を体が求めるようになるので、糖分の多いアイスクリームやアイスミルク等の濃厚なアイスが冬に売れるということなのです。
ちなみにアイスとエネルギーの消費についてはこちらの記事でもまとめてます。
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暖かい部屋で食べるから
他にも冬にアイスが売れる理由は暖かい部屋でアイスを食べるからというのも挙げられます。
冬の時期は外は寒いですが、中は暖房をつけていて適度に暖かいですし、人がアイスを食べたいと思う気温は大体25℃くらいからと言われていますので、暖房の効いた部屋というのはアイスを食べるのにちょうどいいくらいの温度ということになります。
また、暖房のついた部屋は夏と比べても温度が低くて暖かすぎないくらいの温度ですから、アイスがすぐ溶ける心配がないからゆっくり食べることができるというのも理由の1つとなっています。
アイスで冬におすすめなのは?
そして冬に食べるのにおすすめなアイスはどんなものがあるのかと言えば、基本的にはアイスクリームやアイスミルク類のアイスがおすすめとなっていますので、主なものとしてはこんな感じです。
雪見だいふく
冬の定番アイスと言える雪見だいふくですが、外のもちっとしてた触感と中のアイスで冬にこたつに入りながら食べておいしいアイスです。
ピノ
定番のアイスであるピノもチョコでコーディングされたアイスとなっていますので、エネルギーの消費が高くなる冬に食べるのもおすすめなアイスですし、6個しか入ってない高級感がよりおいしさを引き立ててくれます。
MOW
MOWも牛乳の成分が多く含まれている濃厚なアイスクリームですから、冬に暖房の効いた部屋で食べるのにおすすめな一品となっています。
普通の食べ方に飽きたときにでもぐるぐるMOWを試しにやってみてもいいでしょう。
MOWの美味しい食べ方についてはこちらの記事でまとめてます
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ハーゲンダッツ
高級感あるアイスのハーゲンダッツも冬にこたつに入ったり暖房の効いた部屋で食べるときに、ちょっとした贅沢として食べるのもいいかもしれません。
アイスは冬のほうが売れるまとめ
アイスは牛乳の成分が多く含まれるアイスクリームやアイスミルクといった商品が冬には売れる傾向になっています。
なので夏と比べてエネルギーが消費されやすい冬の時期は暖かい部屋でアイスを食べるのもいいですが、寒いからと言って体を動かさないと太ってしまいますので注意しておきましょう。