今も発売されてるレディーボーデンは昔は今よりのサイズ大きいものが売られていたと聞いたことがあると思います。
果たして、レディーボーデンのサイズは昔は今より大きかったのでしょうか?
レディーボーデンのサイズは昔は今より大きかったの?
レディーボーデンは2021年5月中旬現在、内容量が470mlのパイントと120mlのミニカップが発売されています。
ですが日本で製造・販売が始まった1971年には内容量が950mlで950円という値段で販売されていました。
ちなみに950円というのは現在でいえば約2800円程であり、内容量がパイントの2倍近くというだけでなくその値段からなかなか手が出ない高級なアイスであることが伺えますね。
なので実際にレディーボーデンのサイズは昔は今売られてるパイントやミニカップよりもサイズが大きかったのです。
レディーボーデンのサイズが現在のものになったのは?
レディーボーデンのアイスとして現在発売されてるものは公式サイトに掲載されてる商品だけでも、レディーボーデン ミニカップ、レディーボーデン パイント、レディーボーデン マルチ、レディーボーデン バータイプ、レディーボーデン リカーデザートになり、950mlのものは今は売られてないです。
そしてなぜレディーボーデンのサイズは現在の470mlのパイントが一番大きくなってるのかについては、ライセンス生産契約の影響があると思います。
レディーボーデンは日本で発売された1971年の当初は、ボーデン社と明治乳業との共同開発商品として発売されていました。
ですが明治乳業が新たに「彩 Aya」という高級アイスブランドを立ち上げたことで関係が悪化して、ボーデン社は明治乳業とのライセンス契約を解消しました。
そしてその後ボーデン社は1991年に独自製品で日本市場へ再参入して、レディーボーデン・クラシックの470ml・950mlを発売したものの、営業戦略などの面で売り上げが低迷しました。
なので1994年にロッテとの間にライセンス契約が結ばれてロッテからレディーボーデンが発売されるようになりました。
だからロッテとの間にライセンス契約が結ばれた際に、950mlのレディーボーデンはサイズの大きさや値段から売れ行きがあまりよくなかったということで販売されなくなったのかもしれませんし、ロッテで売られるようになった後に売り上げが伸びなかったから終了してしまったのかもしれないです。
ちなみにレディーボーデンがロッテになったことについてはこちらの記事でもまとめています。
レディーボーデンは現在ではロッテから発売されていますが、「レディーボーデンがロッテになったのっていつから?」と…
レディーボーデンとサイズが似たアイスが昔あった?
レディーボーデンと似たようなアイスで大きいサイズのものが昔あったと覚えてる人もいるかもしれませんが、
今日は #母の日 でもあるので、雪印リーベンデール等といったお徳用のアイスを母へ贈るという家庭があるんじゃないかな😳❓️ ワシはそんなのしなかったけども https://t.co/DJsYnPippK pic.twitter.com/osln2hp6aI
— Kinsho@疫病退散祈願❗️負けるなニッポン🗾 (@knj30312) May 9, 2021
それはおそらく1988年に雪印乳業より発売されていたリーベンデールかもしれません。
リーベンデールは濃いめのミルク味でありながら後味がさっぱりとした美味しい高級アイスとして発売されていて、時期的にはレディーボーデンが明治とライセンス契約を解消して発売されてない時期に発売されたアイスでした。
そして現在では一般では発売されてないアイスです。
レディーボーデンのサイズは昔は今より大きかったまとめ
レディーボーデンのサイズは昔は今より大きい950mlで発売されていた時期がありました。
950mlの高級アイスを食べるというのはちょっとした夢のように思いますが、1人で食べるのは大変そうだとも思いますね。
レディーボーデンの値段についてこちらの記事でまとめてます。
スーパー等でレディーボーデンのアイスが発売されていますが、「レディーボーデンの値段ってスーパーではいくらなんだ…