「ソフトクリームとアイスクリームは同じ量だったらカロリーが高いのはどっちに何だろう?」なんて事思われていないでしょうか?
果たして、ソフトクリームとアイスクリームとでカロリーはどっちの方が高いのでしょうか?
ソフトクリームとアイスクリームでカロリーが高いのはどっち?
ソフトクリームもアイスクリームもメーカーや原材料によってカロリーが変化しますので、今回は「カロリーSlism」というサイトに掲載されてるソフトクリームとアイスクリームのカロリーを参考に100gあたりで比較してみました。
ちなみにアイスには種類がいくつかありますが、今回はアイスクリームのバニラで比較をしてみます。
まずソフトクリームのカロリーは100gだと146kcalとなっています。
そしてアイスクリームのカロリーは100gだと180kcalとなります。
なのでソフトクリームとアイスクリームとでカロリーを比較するとアイスクリームの方がカロリーが高いという結果になりました。
なぜソフトクリームの方がアイスクリームよりもカロリーが低いのかという理由に関しては、アイスクリームは製造後-18℃以下で売られているのですが、ソフトクリームは-5~-7℃くらいで販売されます。
そして空気が含まれている割合はアイスクリームが14%程度なのに対して、ソフトクリームは40%程度と多くなっていますので、空気が含まれている分ソフトクリームはアイスクリームよりもカロリーが低いということになるのです。
それにしても空気がどれだけ多く含まれてるかで同じ量でもソフトクリームとアイスクリームとでカロリーが変わるものなのですね。
ソフトクリームとアイスクリームの違いは?
ソフトクリームとアイスクリームとで普段から使い分けていますが、ソフトクリームとアイスクリームにはどのような違いが存在しているのでしょうか?
ソフトクリームとアイスクリームの違いは温度
ソフトクリームとアイスクリームとでは温度の違いがあります。
アイスクリームは牛乳などを原料にして冷やしてクリーム状に作られた後、容器に入れて-30℃以下の急速冷凍で固められた後、-25~-30℃で保管および運搬されてお店で販売される際には-18℃以下で販売されています。
何故-18℃以下で販売されるのかは、-18℃以下がアイスクリームがちょうどよい味になるからです。
その一方でソフトクリームは製造されたばかりのクリーム状のものを機械から抽出して食べるものなので、製品温度は-5~-7℃程度でこれくらいがちょうどよい味となっています。
なのでソフトクリームとアイスクリームの違いとしては温度面で言えばこのような感じになっています。
出来たてのアイス
-5~-7℃でちょうどよい味
急速冷凍で固められて保管されるアイス
-18℃以下がちょうどよい味
ソフトクリームとアイスクリームの違いは種類
ソフトクリームとアイスクリームとでは種類での違いが存在します。
そもそもアイスクリームというのはアイス系食品の商品分類の1つとなっていまして、乳固形分と乳脂肪分が含まれてる割合によってアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓に分けられています。
そして種類別の割合はこのようになっています。
乳固形分:15.0%以上
乳脂肪分:8.0%以上
乳固形分:10.0%以上
乳脂肪分:3.0%以上
乳固形分:3.0%以上
乳固形分:3.0%以下
なのでアイスクリームというのはあくまでも乳固形分:15.0%以上、乳脂肪分:8.0%以上に該当するアイス食品のことなのです。
その一方でソフトクリームはアイスクリームに限らず、アイスミルクやラクトアイスのいずれであってもソフトクリームと呼ぶことができます。
だからソフトクリームとアイスクリームの違いはこのような感じです。
ソフトクリーム:アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスのどれにも使用できる
アイスクリーム:乳固形分:15.0%以上、乳脂肪分:8.0%以上に該当するものに使用できる
ソフトクリームとアイスクリームのカロリーまとめ
ソフトクリームとアイスクリームとではカロリーを同じ量で比較した場合ですとソフトクリームの方がカロリーが低くなっています。
そしてソフトクリームはアイスミルクやラクトアイスに対しても使用できるというのがなんだか意外な感じがしましたね。