バニラモナカジャンボ

チョコモナカジャンボよりバニラモナカジャンボの方が中のアイスが美味しく感じるのは「バニラモナカジャンボはアイスクリームだから」と教えられたと思います。

果たして、バニラモナカジャンボがアイスクリームだから美味しいとはどういうことなのでしょうか?

 

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バニラモナカジャンボがアイスクリームというのは?

まず最初に言っておきますと、市販のアイスは含まれてる乳固形分や乳脂肪分といった乳成分の割合でアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4段階に分けられています。

そして乳固形分や乳脂肪分といった乳成分が多く含まれている程、アイスは牛乳の風味や味わいが濃厚な味わいになったり滑らかな食感になります。(中には植物性脂肪分を使用して滑らかにしてるものもありますが。)

 

4段階に分けられてるアイスの種類の中でも特に乳成分が高めになっているのがアイスクリームで、市販のアイスにおいては乳固形分15%以上、うち乳脂肪分8%以上のものがアイスクリームとして表記されています。

 

バニラモナカジャンボ アイスクリーム アイスミルク

そしてバニラモナカジャンボの方を見てみると、種類別としてアイスクリームと書かれていますし、含まれている乳固形分や乳脂肪分はこのようになります。(2020年9月上旬頃の情報)

バニラモナカジャンボの乳固形分や乳脂肪分

無脂乳固形分:9.0%

乳脂肪分:8.0%

卵脂肪分:0.2%

バニラモナカジャンボには乳脂肪分が8%含まれていますので、商品上はアイスクリームとして分類されています。

 

ちなみにバニラモナカジャンボに使用されているモナカ生地にはアーモンドパウダーが使用されているのですが、アーモンドパウダーを使用することによってバニラアイスに合うサクサクとしたモナカになっています。

 

バニラモナカジャンボのモナカ生地についてはこちらの記事でもまとめています。

 

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バニラモナカジャンボがアイスミルクじゃないのは?

バニラモナカジャンボ アイスクリーム アイスミルク

バニラモナカジャンボは森永から発売されているアイスですが、森永から発売されてるモナカアイスといえばチョコモナカジャンボがあります。

 

バニラモナカジャンボ アイスクリーム アイスミルク

そしてチョコモナカジャンボは種類としてはアイスミルクに分類されていて、乳固形分や乳脂肪分はこのようになります。(2020年9月上旬頃の情報)

チョコモナカジャンボの乳固形分や乳脂肪分

無脂乳固形分:8.0%

乳脂肪分:3.0%

植物性脂肪分:5.0%

 

ちなみにアイスミルクというのは、乳固形分10%以上、うち乳脂肪分3%以上が含まれるタイプのアイスです。

アイスクリームの次に乳成分が含まれている種類なのですが、アイスクリームと比較するとあっさりとした味わいになっていて、滑らかさを出すために植物性脂肪分が使用されている場合もあります。

 

そしてなぜチョコモナカジャンボはアイスミルクにも関わらず、バニラモナカジャンボはアイスクリームに分類されているのかについては、コストが理由になります。

 

バニラモナカジャンボ アイスクリーム アイスミルク

チョコモナカジャンボにはその名称のとおり、真ん中にいたチョコが入っています。

なので真ん中に挟む板チョコにコストがかかっていることや、アイスに含まれる乳成分が多いほどコストも高くなりますので、チョコモナカジャンボに使用されているアイスはアイスミルクになっています。

 

しかし、バニラモナカジャンボはチョコモナカジャンボと違って真ん中にいたチョコを挟みません。

なので板チョコに使用する分のコストを、バニラアイスの品質の向上に使用することができますし、モナカ生地にもアーモンドパウダーを使用することができるのです。

 

ちなみにチョコモナカジャンボのアイスの種類の分類については、こちらの記事でもまとめてます。

 

バニラモナカジャンボはアイスクリームまとめ

バニラモナカジャンボは種類としてはアイスクリームに分類されています。

チョコモナカジャンボはアイスミルクなので、使用されてるバニラアイスはより上質ということになりますが、コンセプト的なこだわりだけでなく、板チョコが真ん中にない分のコストを回せる事情もありそうです。

 

ちなみにアイスの種類についてはこちらの記事でもまとめています。

 

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