クーリッシュを食べていてどことなく爽と似た食感を感じたことから「クーリッシュと爽って同じものなのかな?」なんて思わなかったでしょうか?
果たして、クーリッシュと爽は同じなのでしょうか?
クーリッシュと爽は同じメーカーなの?
クーリッシュと爽はバニラ味だとどちらもバニラの滑らかさの中にシャリシャリとした食感が加わってることで似ていると思いますし、同じものだと思いますよね。
実はクーリッシュも爽もどちらもロッテの商品となっていますのでメーカーは共通しています。
クーリッシュと爽が同じと思うのはなぜ?
クーリッシュと爽が同じだと思う理由に関しては、どちらも微細氷が入ってるアイスだからというのが挙げられます。
その背景としてはクーリッシュは2003年に発売されたアイスなのですが、当時のアイスクリーム市場は低迷しておりペットボトルやチルドデザートに消費者を奪われている状態でした。
そんな時にロッテで発売されていた爽の通常の2倍の濃いアイスクリームミックスに微細氷を混ぜるという成分構成や当時人気だったチアパックに入ったゼリー飲料に目を付けました。
そしてそこから「チアパックに爽の微細氷を入れたらペットボトルに流れた消費者を取り戻すことができるのではないか?」という狙いでクーリッシュが開発されることになりました。
ちなみに微細氷というのは氷を細かく砕いて氷の角をとって丸くした一粒約1mm程の氷のことです。
なのでクーリッシュは爽からヒントを得たことで開発された商品ということで、クーリッシュと爽が同じだと思うのもある意味当然と言えば当然と言えます。
クーリッシュと爽の違いは?
クーリッシュと爽は食感が似ていることから同じに見えますが、実は違いもありますのでそれをちょっと見てみようかと思います。
クーリッシュと爽は味の違いは?
クーリッシュと爽には滑らかさの違いが存在しています。
どちらも前述のとおり微細氷が入ってるアイスとなっていますが、クーリッシュは糖類の配合を調整してチアパックからアイスがなめからかに出てきて食べられるような品質を実現しています。
なのでクーリッシュと爽を比較してみると、クーリッシュの方が滑らかな味わいだと言えます。
クーリッシュと爽の成分の違いは?
クーリッシュと爽の成分の違いはこのような感じになっています。(2020年2月時点での情報)
内容量:140ml
発売地区:全国
原材料:砂糖、異性化液糖、乳製品、植物油脂、卵黄(卵を含む)、水あめ、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類、セルロース)、香料、アナトー色素
種類別:ラクトアイス
無脂乳固形分:5.0%
植物性脂肪分:5.0%
卵脂肪分:0.1%
エネルギー:153kcal
たんぱく質:2.3g
脂質:6.7g
炭水化物:21.1g
食塩相当量:0.14g
アレルギー物質:卵、乳成分
内容量:190ml
発売地区:全国
原材料:砂糖、植物油脂、乳製品、果糖、卵黄(卵を含む)、乳等を主要原料とする食品、デキストリン、食塩/乳化剤、安定剤(増粘多糖類)、香料、着色料(カラメル、アナトー)
種類別:ラクトアイス
無脂乳固形分:5.3%
植物性脂肪分:6.6%
卵脂肪分:0.1%
エネルギー:230kcal
たんぱく質:3.2g
脂質:11.6g
炭水化物:28.4g
食塩相当量:0.19g
アレルギー情報:卵、乳
こうして比較をしてみると原材料などに微妙に違いが存在していることが伺えますね。
クーリッシュと爽は同じまとめ
クーリッシュと爽は同じかどうかについては以上となります。
それにしてもクーリッシュが爽からヒントを得て作られた商品というのはちょっと意外でしたし、同じだと思う理由も納得でしたね。