
カップのアイスを買ったときに木のスプーンがついてくることが多いですが、「プリンやゼリーだとプラスティックのスプーンとかなのになんでアイスのスプーンは木なんだろ」なんて思われてないでしょうか?
果たして、アイスのスプーンが木なのはなぜかという理由はあるのでしょうか?
アイスのスプーンが木なのはなぜなのか?
アイスのスプーンは平べったい木のスプーンとなっていて食べにくそうな印象を感じますが、なぜ木のスプーンがアイスのスプーンとして使われてるのかについては、下記のような理由が挙げられるからです。
アイスの木のスプーンは硬くて折れにくいから
スーパーカップやハーゲンダッツといったカップアイスを買って食べるとき、アイスがカチカチに凍っていて硬くなっていたなんてことあると思います。
そしてそんな硬いアイスは力を込めて掘るようにして食べる必要がありますので、プラスチックのスプーンだと折れてしまいます。
こんな感じのプラスチックのスプーンを見てもらえれば分かりますが、見るからにカチカチに凍ってるカップアイスに使うと折れてしまいそうな印象を感じますね。
なので、カチカチに凍ってるアイスを掘り進めるように食べるために硬くて平べったい木のスプーンがアイスに使われるということですし、木のスプーンが平らになっているのはアイスはプリンほどはつるつるしてないからすくいやすいという理由があるからです。
アイスのスプーンはプラスチックだとコストが高い
他にもアイスのスプーンが木なのはなぜかという理由として木のスプーンの方がコストが安いからというのも挙げられます。
アイスのスプーンの中にはハーゲンダッツのスプーンのようにプラスチック製のスプーンもありますが、プラスチックのスプーンは硬くなってるアイスに負けないように丈夫に作るとなるとある程度の厚みや強度が必要になるからコストがかかります。
それにハーゲンダッツは高級アイスとして売り出されていますから、ハーゲンダッツのスプーンもちょっとリッチな感じを出すために木のスプーンではなくコストの高いプラスチックのスプーンを使ってる部分があるのでしょう。
なので、コストを削減するという理由からプラスチックのスプーンよりも丈夫な木のスプーンの方がアイスのスプーンとして使用されているということです。
アイスのスプーンが木なのは溶けづらいから
他にもアイスのスプーンが木なのは木だとアイスが溶けづらいからという理由も挙げられています。
例えば金属のスプーンを使ってアイスを食べるとスプーンに触れたアイスが溶けてしまってることがあると思います。
これは熱伝導率によって手の温度がスプーンに伝わっているからで、手の温度がスプーンから伝わってアイスを溶かしているのです。
だけど木のスプーンは熱伝導率が低いため、手の温度がスプーンから伝わってアイスを溶かすことがほとんどないため、アイスを溶かしすぎないという点があります。
アイスのスプーンは木だとどっちを使えばいいの?
カップアイスを買ったときについてくる木のスプーンはこのような形をしていますけども、「先の丸い方ととんがってる方のどっちをつかえばいいんだろ」とも思われてないでしょうか?
アイスの木のスプーンはどっち側で食べるのがいいかについては特に決められていませんので、丸い方でもとんがってる方でもどちらでアイスを食べても問題ありません。
ただ、基本的にスプーンと言えば持つ方が面積が小さくなっていてすくいとる方の面積が大きくなっていますから、木のスプーンも同様に面積の大きい方がすくいとる方と考えることができます。
また、アイスの木のスプーンが硬くなっているカップアイスを掘り進むようにしてすくいとるという目的をもって作られているのを考えると、先のとんがっている方を使ってすくいとる方がアイスをすくいやすいと言えるでしょう。
なので、木のアイスを使って食べるときはどっち向きですくえばいいのかについては、上の画像の右側ですくうのがいいのではないかと思います。
ただ、木のスプーンの中にはこんな感じの柄の部分が長くなっているものも存在していますし、
どちら側でもすくうことができそうなデザインも物も存在しています。
アイスのスプーンが木なのはなぜまとめ
アイスのスプーンが木なのは下記の理由が主に挙げられています。
硬くて折れにくい
コストがかからない
アイスが溶けづらい
なのである意味アイスについてくる木のスプーンはアイスを食べるのに適した形ということになるのではと思いますね。