ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズの小さい粒が入ってるのが見えないから「ハーゲンダッツのバニラってバニラビーンズは入ってないの?」と思われてないでしょうか?
果たして、ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズは入ってないのでしょうか?
ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズ入っていないの?
バニラアイスと言えばバニラビーンズ粒が入ってるようなイメージがありますし、牧場しぼりのバニラにはバニラビーンズの粒が入ってるのを確認することができます。
ですがハーゲンダッツのバニラの表面を見てもバニラビーンズの粒らしきものは入ってるように見えませんし、
食べ進めてもバニラビーンズの粒らしきものを見付けることができませんでした。
じゃあハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズは入ってないのかと言えば・・・入っています。
ハーゲンダッツのバニラにはマダガスカル産のバニラビーンズが使用されていまして、バニラビーンズは主にブラックビーンズとレッドビーンズの2種類に分けられているのですが、ハーゲンダッツに使われてるのはレッドビーンズです。
日本ではバニラアイスに使用するのは芳醇で甘い香りを放つブラックビーンズが主流なのですが、ハーゲンダッツでは厳選されたミルクを使用しハーゲンダッツ独自の技術で作られた濃厚な味わいのクリームに合わせて複雑で深い香りが特徴のレッドビーンズが使用されています。
複雑で深い香りのレッドビーンズを使用することで濃厚なミルクの存在感に負けることなく、お互いの味を引き立てているということです。
なので、ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズが入ってないというわけではなく、ただ粒が表面に見られないだけでバニラビーンズはちゃんと使用されているのです。
ハーゲンダッツのバニラにバニラビーンズの粒が入ってないのは?
ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズの粒が入ってないだけでバニラビーンズ自体は使用されて作られてます。
じゃあ何故バニラビーンズの粒が入ってないのかといえばなめらかな舌触りを保つためです。
バニラビーンズの粒がバニラアイスに入ってることがあるのは天然のバニラ香料で高級感のある香りを感じられるようになるからと言われてますが、その一方で入ってるとクリーミーさというか滑らかな舌触りを損ねるという側面もあります。
なので滑らかな舌触りのためにあえてハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズが入っていないということです。
とはいえ以前発売されたクリーミーバニラプディングにバニラビーンズらしきものが入ってるので商品による部分はあると思いますが。
ハーゲンダッツのバニラのバニラビーンズはさらに
ハーゲンダッツにはレッドビーンズが使用されていて、当然ながら加工された状態で使用されています。
ですが実はハーゲンダッツのバニラビーンズは収穫から加工作業までの殆どの作業は機械ではなく職人の手によって行われています。
機械を使用すれば短時間で終わる作業もあるのですが、バニラの風味を追求するという部分では職人の目と経験が頼りになります。
なのでバニラの花を1本1本見ながらの収穫作業や、低温でじっくりと丁寧にエキスを抽出する作業なども職人の手で行われているのです。
まさにハーゲンダッツのバニラは素材だけでなく職人による技術にもこだわり抜いていると言えますね。
ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズは入ってないまとめ
ハーゲンダッツのバニラにはバニラビーンズは入っていますが、滑らかな舌触りを保つためにバニラビーンズの粒は入っていません。
バニラアイスにバニラビーンズが入ってるからと言ってそれがアイスの美味しさに必ずしも直結するわけではありませんので、ハーゲンダッツのバニラを味わえればそれでいいのではと思います。